
はじめまして!パパダンゴと申します。
毎週のように面接を行い、「相手の話をじっくり聴き、深く理解する」ことを仕事にしています。
面接官をしていると、たった一言で印象がガラッと変わる瞬間があります。それは用意された立派な答えじゃなくて、ふと出た本音や、想いのこもった一言。
そんな言葉が心に刺さり、「この人と働きたい」と思わせることがあるんです。
実際、そうした「採用したくなる思考」を会社説明会に盛り込んだところ、面接を通過する人が飛躍的に増え、以前は1年かかっていた採用充足を、わずか半年で達成できました。
面接は、“小さなきっかけ”が大きなチャンスにつながる場所。自信がなくても、経験が浅くても、“言葉の力”を味方につけた人が、内定を手にしています。
就活って、“天職探し”の旅みたいなものです。その途中にある面接は、小さな山場…いわば勝負どころ。
このブログでは、現役の面接官として、合否のカギになるポイントをわかりやすく解説します。読んだ後に「これなら戦えそう!」と思えるヒントを持ち帰ってください。
人事歴10年以上・年間200名以上を面接する現役人事が、面接官視点の面接対策や、採用したくなる人の面接のコツを惜しみなく徹底的にお伝えします!
「天職カツ丼ブログ |就活面接の必勝レシピを徹底解説!」では、
- 自己分析
- 面接のノウハウ
- 面接官が思うNG例
について、面接のプロが分かりやすくお伝えしていきます!
STEP0:面接対策を始める前に知っておきたいこと
就職活動を始めようとすると、まず最初にぶつかるのが、「何から始めたらいいのかわからない問題」です。
履歴書? 職務経歴書? 企業研究?やるべきことが山ほどあって、気づけばSNSや求人サイトを眺めるだけで1日が終わってしまう…。
僕も人事になる前は、まさにそんな状態でした。なんとなく面接に挑んでしまうと、当然のように落ちる…。
振り返ると、これは準備の順番を間違えていたからだと気づきました。
面接対策は「準備の土台」から始める
面接で高評価を得る人は、決して“話がうまい人”とは限りません。そうではなく、共通しているのは、自分を理解し、自分の言葉で話せる準備ができていることです。
準備の土台がしっかりしていると、
逆に、この土台がないまま対策を始めると、どれだけテクニックを覚えても「上辺だけの答え」に聞こえてしまいます。
STEP0でやること
そこで、このSTEP0では、STEP1に進む前にやってほしいことをまとめます。
この3つを押さえておくと、自己分析(STEP1)が迷いなく、効率的に進められます。
活動の目的を明確にする
面接準備の前に「そもそも何のために活動するのか」を明確にしておきましょう。ここがあいまいだと、志望動機も自己PRも弱くなります。
ワーク例:目的を一文で書き出す
- 悪い例:「とりあえず就職活動しないと」
- 良い例:「○○のスキルを活かして、△△の分野でキャリアを形成するため」
💡 ポイント:
「収入」「やりがい」「働き方」など、優先順位を3つまでに絞るとブレにくいです。
スケジュールを大まかに決める
無計画にエントリーと説明会参加をやりくりしていると、気づけば数か月が経ってしまいます。面接対策はゴール日から逆算して進めましょう。
例:3か月で内定を目指す場合
- 1か月目:自己分析・応募書類作成(STEP1)
- 2か月目:企業研究・面接練習(STEP2〜4)
- 3か月目:本番面接・最終調整(STEP5)
💡 ポイント:
予定は「週単位」でざっくり組むと継続しやすいです。
成功のイメージを描く
面接本番を「成功した自分」として想像すると、準備の質が上がります。これは単なるメンタルトレーニングではなく、話す内容や表情のシミュレーションにもつながります。
イメージ例:ありのままの自分を出せるように
- 面接官がうなずきながらメモしている様子を思い浮かべる
- 自分が笑顔で面接室を出るイメージを持つ
💡 ポイント:
「上手く答えている自分」より、「堂々と自分らしく話している自分」を想像すると効果的です。
STEP0チェックリスト
これができたら、すでに面接準備は地図とゴールが明確になっています。次はSTEP1で、自分を深く理解し、応募書類や面接回答の土台を作っていきましょう。
STEP 1:自己分析と応募準備
「自己分析」って聞くと、なんだか面倒くさそうじゃないですか?正直、僕も最初は「そんなの後付けでいいでしょ」って思ってました。
でも、面接官として何百人も面接してきた今は断言できます。自己分析をやってない人は、ほぼ確実に“もったいない落ち方”をすると。
面接官って、答えのうまさよりも、「その答えがどこから出てきたのか」を見てるんですよね。背景が整理されていないと、
- 志望動機が場当たり的になる
- 質問ごとに内容がブレる
- 「なんとなく頼りない」印象になる
逆に、自己分析がちゃんとできていると、緊張してても答えに一貫性があって、「この人信頼できそう」と思わせられます。
というわけで、このSTEP1では「自分の強みや経験を整理して、面接で使える形にする」ことをやっていきます。
履歴書や職務経歴書、適性検査まで、このタイミングでまとめて準備しちゃいましょう。
肩の力抜いて、まずは自分の棚卸しからいきますよ〜。
自己PR・志望動機の棚卸し
まずは「自分が何者なのか」を整理します。自己PRは「何ができる人なのか」を端的に伝えるもので、志望動機は「なぜその会社で働きたいのか」を説明するものです。
ワーク例:経験の棚卸し
紙やExcelで以下を3つに分けて書き出します。
- 成果を出した経験(数字や事実で表せるもの)
- 困難を乗り越えた経験(問題解決力や粘り強さ)
- 周囲に評価された経験(協調性やリーダーシップ)
💡 ポイント
- 数字・具体例を必ず入れる(例:「売上を前年比120%達成」)
- 志望動機は「会社の特徴 × 自分の強み」で構成する
強み・弱みの言語化
面接官は「性格診断」ではなく「仕事上の行動特性」を知りたがっています。
強み例
- 計画性があり、期限内に成果を出せる
- 初対面でもすぐに信頼関係を築ける
弱み例(改善策つき)
- 慎重すぎて判断が遅くなる → 期限を決めて動く習慣で改善中
- 同時進行が苦手 → タスク管理ツールを活用し克服
💡 ポイント
弱みは改善エピソードを添えて話すことで、マイナス評価を防げます。
履歴書・職務経歴書の準備
書類は「面接官とあなたが初めて会う場」です。見やすさ・正確さ・伝わりやすさが命。
履歴書
- 誤字脱字ゼロ、フォーマット統一
- 写真は証明写真機より写真館の方が好印象
- 構成は「職務要約 → 実績 → スキル」が読みやすい
- 実績は数字や比較を入れる(例:「前年比120%達成」)
- 1社1〜2ページを目安にする
💡 ポイント
履歴書は「社会人としての基本動作」のチェックリストでもあります。丁寧さと正確さが、そのまま仕事ぶりの印象になります。
適性検査の対策
多くの企業がSPIやWebテストを採用しています。特にSPIは時間配分で結果が変わるため、模試形式で練習しましょう。
勉強法
- 言語・非言語は毎日15〜30分でOK(継続が大事)
- 苦手分野だけ集中的にやる方が効率的
💡 性格検査の注意
良く見せようと回答を作ると矛盾が出ます。一貫性を意識しながら自然体で答えましょう。
STEP1チェックリスト
□自己PRと志望動機を文章化した
□強み・弱みを仕事視点で説明できる
□履歴書・職務経歴書を完成させた
□適性検査の練習を始めた
□応募企業の募集要項を熟読した
このSTEP1が終われば、あなたは面接準備の“土台”をしっかり固めた状態です。次はSTEP2で企業研究に進み、質問対策でさらに面接力を高めていきましょう。
STEP 2:企業研究と質問対策
正直に言うと…
企業研究って、ほとんどの人が「やってるつもり」になってます。
たとえば、志望動機でこんな感じのフレーズをよく聞きます。
「御社の事業を通して、人々の生活を豊かにしたいと思いました」
「社会貢献できる仕事に魅力を感じています」
うん、気持ちはわかります。悪くはないです。でも、これほぼ全員が言う内容なんですよね。正直、面接官としては「で、それうちじゃなくてもいいよね?」となります。
面接で響く答えは、もっと具体的な方がいいです。
- 「○○事業の□□の取り組みに共感しました」
- 「△△という製品を使って、自分の生活が変わった経験があります」
こういうレベルまで落とし込むには、企業研究を“深く”やることが必須。しかも、調べた情報を自分の原体験や価値観と結びつける必要があります。
このSTEP2では、
- 企業の事業や理念をどう読み解くか
- 定番質問への準備
- 印象に残る逆質問の作り方
この3つをまとめて押さえていきます。ここがしっかりできれば、「ふわっとした答え」から卒業できます。
“調べてきた感”だけでは足りない
① 企業の事業内容・理念・求人票の読み解き方
事業内容を「最新」と「全体像」で押さえる
- 公式サイトの「事業紹介」や「サービス一覧」は必読
- プレスリリースや業界ニュースで“直近の動き”も調べる
(例:新規サービス開始、海外展開、経営方針の転換など)
💡 ポイント
面接官は「うちの最新情報、知ってる?」も密かに見ています。
古いネタや間違った情報はマイナス印象になることも。
理念・ビジョンは「自分ごと」に翻訳する
- 企業理念やミッションをそのまま暗記するのはNG
- 自分の経験や価値観とリンクさせて話せるようにする
例)
理念:「挑戦を通じて社会を変える」
自分:「学生時代、○○の活動で□□に挑戦し、△△な成果を得た」
こうすると、「理念を理解してる」+「再現性ありそう」という印象になります。
求人票は“キラーワード”を拾う
- 「チャレンジ精神歓迎」=変化が多い環境
- 「チームワーク重視」=協調性を重視する文化
- 「裁量の大きい仕事」=自己管理能力が求められる
💡 ポイント
求人票は企業からの“ラブレター”。ここから文化や求める人物像を逆算できます。
面接で必ず聞かれる質問のリストアップ
答えを暗記するのではなく、「軸」を固めることが重要。
定番7問:
- 自己紹介
- 志望理由
- 自己PR
- 強み・弱み
- 交友関係
- 将来やりたいこと
- 逆質問
準備法
- 各質問に30秒・1分バージョンの2パターンを用意
- 「過去 → 行動 → 結果 → 学び」の流れを意識(STAR法)
💡 ポイント
短く言える=頭の中で整理できている証拠。
ダラダラ話す人より圧倒的に印象が良いです。
逆質問の準備
面接のラストに必ず来る「何か質問はありますか?」はチャンス。
おすすめ逆質問例:
- 「このポジションで活躍している方に共通する特徴は何ですか?」
- 「入社3か月で期待される成果は何でしょうか?」
- 「御社が今後力を入れようとしている取り組みは何ですか?」
💡 ポイント
- ネット検索でわかることは聞かない
- 前向きなテーマで“意欲の証拠”を示す
STEP2チェックリスト
□企業の最新ニュースを3つ以上メモした
□理念と自分の経験の共通点を1つ話せる
□定番質問7つの回答軸を固めた
□逆質問を3つ用意した
これで、ただの“調べてきた感”ではなく、「この人、ちゃんとうちと向き合ってるな」と思われる企業研究&質問対策ができます。
STEP 3:面接官視点の立ち振る舞い
企業研究と質問対策ができたら、いよいよ「話す準備」は整いました。
でも、面接は話す内容だけで勝負するわけじゃありません。実は、面接官はあなたが話す前から評価を始めています。
面接って、志望動機や自己PRをがっつり準備するじゃないですか。
でも面接官やってると、その前の数秒で印象がほぼ決まることが多いんです。
たとえば──
入室してきた瞬間、姿勢がシャキッとして笑顔もある人だと、「お、この人感じいいな」と思います。
逆に、猫背でボソボソ挨拶すると、その後の話がどれだけ良くても印象がプラスに戻るのは大変。
これって別に見た目採用ってわけじゃなくて、第一印象がその人の評価のフィルターになるからです。つまり最初に好印象を与えれば、多少のミスも「まぁ大丈夫だろう」と思ってもらいやすい。
第一印象の作り方は、モデルや芸能人みたいなルックスは不要。必要なのは「清潔感」「姿勢」「表情」という3つだけです。
ここを攻略すれば、STEP4の回答戦略がさらに威力を発揮します。
① 第一印象の作り方
身だしなみ
💡 面接官目線
清潔感=「この人は自己管理ができる」と思われやすいです。
姿勢
💡 面接官目線
姿勢がいいと、話の内容までハキハキして聞こえます(マジで不思議)。
表情
💡 面接官目線
笑顔は「一緒に働くときの雰囲気」を想像させます。無表情だと、わかりづらいと感じてしまいます。
② 面接官がチェックするポイント
面接官は「話す内容」だけじゃなく、こんなところも見てます。
- 入室時の挨拶(声の大きさ・明るさ)
- 相手の目を見る時間(ガン見はNG)
- 相槌やリアクションが自然か
- 相手の話を途中で遮らないか
💡 ポイント
面接は“プレゼン”じゃなく“対話”です。
話すより聞くときの態度で人柄がわかります。
③ 言葉遣い・話し方のコツ
- 「〜っす」「〜ですよねぇ」など崩しすぎない
- でも硬すぎる敬語も不自然(例:「御社様におかれましては」←やりすぎ)
- 一文は短く、語尾をハッキリ
- 話し出しは少しゆっくり(緊張してると早口になりやすい)
💡 面接官目線
聞き取りやすい話し方は、それだけで「仕事できそう」に見えます。
STEP3チェックリスト
□スーツ・髪・靴に清潔感がある
□入室から着席まで笑顔をキープ
□姿勢・手の位置・視線が安定している
□言葉遣いが自然で聞き取りやすい
このSTEP3を押さえると、STEP4の「質問への回答戦略」がさらに活きます。
だって、第一印象が良ければ、面接官は最初からあなたの話を“好意的に”聞くからです。
STEP 4:質問への回答戦略
立ち居振る舞いで“第一印象の土台”が固まりました。これで「ちゃんとした人っぽい」空気は出せています。
でも、ここで油断すると危険。なぜなら面接官は、見た目の次に“中身チェック”モードに切り替わるからです。
ここからは、いよいよ本題の「質問タイム」。用意された質問もあれば、急に飛んでくる変化球もあります。
このとき、答え方次第で「また会いたい人」にも「惜しい人」にもなってしまうんです。
というわけでSTEP4では、面接官が「おっ、この人わかってるな」と思う答え方のコツを、ガッツリ伝授します。
“どう答えるか”で自分の売り出し方が決まる
面接って、質問に答える場所なんですけど──実は「質問そのもの」に正解はありません。
大事なのは、“どう答えるか”で自分を魅力的に見せられるかなんです。
僕も面接官として、毎年200人近くの話を聞いてますが、印象に残る人って立派な経歴がある人だけじゃなかったです。
むしろ「自分の経験を整理して、わかりやすく、ちゃんと熱量を乗せて話せる人」が強い。
で、その話し方を最も簡単に整えるのが STAR法 です。
STAR法ってなに?
英語4つの頭文字で覚えやすいフレームワークです。
- S(Situation):状況や背景を説明
- T(Task):自分の役割や課題を明確に
- A(Action):どう行動したかを具体的に
- R(Result):その結果どうなったか
この順番で答えるだけで、ダラダラ話が一気に“ちゃんとしてる感”になります。しかも短くまとめやすいので、緊張しても迷子にならないんですよね。
そして、僕もそうですが、多くの面接官が面接内容にムラが無いよう、STAR法に則って面接を進めていると思います。
定番質問への答え方ヒント
- 長所・短所
→ 長所はエピソード込みで。「短所は改善中」でポジティブに締める。 - 自己PR
→ STAR法で1分以内に。最後は「だから御社で活かせる」にリンクさせる。 - 志望動機
→ 企業研究で掘った“具体的なポイント”を1つ入れると刺さります。
想定外質問の対処法
想定外の質問で固まるのは、準備不足というより「間を取る勇気不足」。
わからなければ、「少し考えてもよろしいでしょうか?」で3秒静かに考えるのは全然OK。そのほうが落ち着いていて好印象です。
NG例
- 話が長くなって“何が言いたいかわからない”パターン
- 笑顔ゼロで答えてしまう(印象が硬くなる)
- 企業の理念を丸暗記して読み上げる(響かない)
まとめ
面接は、正しい答え探しではなく、自分の価値を相手に伝えるプレゼンです。STAR法で構造を作って、定番質問はエピソードを仕込んでおく。あとは、想定外でも慌てず間を取って整理してから答える。
このSTEP4を押さえれば、「なんか話がうまくまとまらない…」というモヤモヤが一気に減ります。次のSTEP5では、面接当日と終了後のマナーを押さえて、いよいよ本番100%で挑みましょう!
STEP 5:面接当日と終了後のマナー
STEP4までで、質問にどう答えるかという“中身の勝負”もクリアしました。これで面接官の心をつかむ準備はほぼ完了です。
でも…最後の最後、油断してしまう人が意外と多いんです。「答えはちゃんとできたし、もう大丈夫だろう」と気を抜いたその瞬間、
- 退室時の所作が雑になる
- オンラインで最後に無言で切断する
- 面接後、何もしないで放置
これ、全部もったいない!面接は最後まで見られていますし、終了後のちょっとした行動が評価を押し上げることもあるんです。
そこでSTEP5では、面接当日の流れから終了後のフォローまで、“最後まで印象を良くする”ための総仕上げをお伝えします。
① 面接当日の流れと注意点
- 到着は10分前がベスト
早すぎても迷惑、遅れるのはもちろんNG。ちょうどいい時間が好印象。 - 受付は明るく、名前と時間を伝えて
「〇〇大学の△△と申します。本日〇時の面接でお伺いしました」と、ハキハキ! - 控室や面接前の“だらけ時間”はスマホ厳禁
緊張を整える時間に変えた方が大人っぽくみえます。
② 入退室・所作の本気マナー
- ドアを3回ノックしてから、「失礼します」と一言
- 入室→背筋ぴん→軽くお辞儀→自己紹介
「〇〇大学…本日はよろしくお願いいたします」と深いお辞儀(30度)で丁寧さを演出 - 座るときは「どうぞ」の合図後、「失礼します」と一礼して浅めに座る
- 退室も椅子横で一礼→ドア前で一礼→静かに退出
ここで緊張がほどけると、印象がガクッと下がるので要注意!
③ オンライン面接ならではのポイント
- カメラは目線と同じ高さに調整
- 背景はスッキリ、明るく
- 終了時もしっかり一礼
画面越しでも、ちゃんと礼を尽くせる人は印象に残ります。
④ 面接後のお礼メール・フォロー
- 24時間以内に簡潔メール
「本日はありがとうございました。〇〇に共感しました」くらいの短文でOK - 長文×、結果焦り×
ダラダラ書くと「お礼じゃなく不安の垂れ流し」に見えるので注意 - 返信がなくても自分の価値を下げません
本当に大事なのは、あなたがきちんと感謝できる人だってことです。
STEP5まとめチェックリスト
行動 | ポイント |
---|---|
到着・受付 | 10分前・明るく伝える |
入室動作 | ノック3回・挨拶・お辞儀・座る |
面接中 | 姿勢・表情・話すスピード |
退室 | 礼・挨拶・静かな退出 |
お礼メール | 24h以内・簡潔丁寧 |
面接は、入るときから出るとき、そしてその後までが全部「あなたの印象」になります。STEP5で“最後までちゃんとした人感”を残せれば、あなたが次のステージに進む確率もグッと上がります!
面接失敗あるある&リカバリー法
オンライン面接編
- カメラが見下ろし角度 → 本や箱で高さ調整
- 背景が生活感丸出し → 壁を背に座るor背景ぼかし
- マイクオフのまま話す → 開始前の機材チェック必須
- 無言で退出 → 必ず感謝+一礼して終了
対面面接編
- 遅刻は理由不明が最悪 → 事前に電話連絡&端的に謝罪
- 到着後は長い言い訳はNG、切り替えて面接に集中
💡 面接官は「遅刻そのもの」より「対応力」を見ています。
マナー参考動画
以下の動画は、日本サービスマナー協会による公式の「入退室&座り方」の実演動画です。協会による正しい所作が確認できるので、参考にしてください!
うまくいかなくても焦らないこと
ここまでで、面接マナーはもうバッチリ。動画も見たし、「こうすればOK!」って感覚はつかめたはずです。
でも、最後にひとつだけ。どれだけ準備しても、当日のパフォーマンスは——正直、気合です(笑)。
僕の場合は、面接前にレッドブルを飲むのがルーティン。「よし、やるぞ!」ってスイッチを入れるための、ちょっとした儀式です。
準備はめちゃくちゃ大事。でも、最後は自分を信じて全力でぶつかるだけ。そんな“本気モード”のあなたを、面接官はちゃんと見ています。
そしてもうひとつ。
転職・就活のサポートをしていると、よくこういう人に出会います。
「思ってたキャリアと全然違う方向に進んだけど、結果的に大正解だった」
これ、ただの偶然じゃなくて、心理学でいうプランド・ハプンスタンス理論(計画された偶発性理論)なんです。
つまり——
キャリアの8割は偶然の出来事から生まれる
だから、全部完璧に計画しなくてもOK。むしろ、動きながら出会う偶然をチャンスに変えるほうが、結果的に面白いキャリアになります。
偶然を味方にする5つの行動
偶然を味方にする5つの行動はこれだけ。
- 好奇心 → 気になる会社はとりあえず調べる
- 持続性 → うまくいかなくても続ける
- 柔軟性 → 計画を変える勇気
- 楽観性 → きっと良くなると思える気持ち
- 冒険心 → 未知に飛び込む勇気
面接対策も同じで、やってるうちに全然想定してなかった業界や会社が急浮上することもあります。それはもう、チャンスです。
最後に。
僕は面接官として、ほんの一瞬の気合や偶然が人生を変えた場面を何度も見てきました。だから、あなたも準備を信じて、あとは思いっきり挑んでください。
あなたの「やってみよう」の一歩が、最高の未来につながりますように。