面接当日の朝にやるべき準備チェックリスト

面接当日の朝って、なんだかそわそわしませんか?
「忘れ物ないかな…」「声がうまく出るかな…」と、頭の中が軽くパニック状態。

そんなときに便利なのが“朝専用の準備チェックリスト”です。
前日の夜にやることはたくさんありますが、朝は
本番に向けた最終調整の時間。
ここを制覇すれば、自信を持って面接に挑めます。


チェック① 持ち物の最終確認

前日に準備していても、朝もう一度見直しましょう。
「絶対に必要な物リスト」はこんな感じです。

  • 履歴書・職務経歴書(予備含む)
  • 面接案内メールの印刷orスマホスクショ
  • 筆記用具
  • メモ帳
  • ハンカチ・ティッシュ
  • 時計(スマホ以外)
  • 財布&交通系ICカード
  • 会社の住所・行き方メモ

ここで忘れ物をすると、一日中ソワソワして集中力が下がります。
「全部ある!」という安心感も、当日のパフォーマンスに影響します。


チェック② 服装&身だしなみの最終仕上げ

服装は前日にアイロンをかけておくのが鉄則ですが、朝にもう一度鏡チェック

  • ネクタイの曲がり
  • シャツのしわ
  • 靴の汚れ
  • 髪型の乱れ
  • メイクのヨレ

特に靴は見られます。面接官は意外と足元から全体の丁寧さを判断します。
「靴ピカ=細かいところまで気配りできる人」という無言の加点ポイントです。


チェック③ 声と表情のウォームアップ

朝起きたばかりは、声がこもりやすく、表情も固まりがち。
面接で第一声から好印象を与えるには、軽く声と顔のストレッチをしましょう。

  • 深呼吸3回
  • 「あ・え・い・う・え・お・あ・お」と口を大きく動かす
  • 鏡の前で30秒笑顔をキープ
  • ちょっと大きめの声で自己紹介を言ってみる

笑顔の筋肉はウォームアップしないと動きません。
スポーツ選手が試合前に体を温めるのと同じです。


チェック④ 朝ごはんは軽め+水分補給

空腹すぎると集中できず、満腹すぎると眠くなります。
おすすめは消化の良い朝食+水分補給

例:

  • おにぎり+味噌汁
  • バナナ+ヨーグルト
  • トースト+ゆで卵

水分は、常温の水かぬるいお茶。
冷たい飲み物は声帯を冷やすので避けましょう。


チェック⑤ 面接会場までのルート再確認

朝は予想外の遅延や渋滞が起こりがちです。
Googleマップだけでなく、代替ルートも頭に入れておくと安心。

  • 乗り換え案内アプリで最新の運行状況を確認
  • 早く着きすぎたときの時間つぶしスポットをチェック(カフェなど)
  • 面接会場の入り口の位置をストリートビューで見ておく

「道に迷うかも…」という不安がなくなるだけで、面接直前まで心が落ち着きます。


チェック⑥ 質問&自己紹介の最終イメトレ

本番直前に文章を暗記し直すのは逆効果。
朝は“答えの骨組み”だけ思い出すことが大事です。

  • 志望動機の3ポイント
  • 自己PRの流れ(強み → エピソード → 貢献)
  • 逆質問のネタ3つ

これをブツブツつぶやくだけで、頭の中が整理されます。


チェック⑦ 「まぁ大丈夫」のマインドセット

最後は心の準備。
深呼吸をして、こうつぶやいてください。

「ここまでやったんだから、あとはなるようになる」

面接は減点方式ではなく加点方式です。
100点を取る必要はなく、60点を超えれば合格します。
「緊張してもOK」「ミスっても挽回できる」と思えば、笑顔も自然になります。


まとめ:朝チェックは“安心感”を作る儀式

  • 持ち物
  • 身だしなみ
  • 声と表情
  • 朝食
  • ルート確認
  • イメトレ
  • マインドセット

これらを朝にサッとやるだけで、面接開始時点から安心感と余裕が違います。

面接の勝敗は、半分くらいは“準備力”で決まります。
「当日の朝は慌ただしい」ではなく、「当日の朝は整える時間」にしましょう。

プロフィール
この記事を書いた人
パパダンゴ

人事歴10年以上、これまでに年間200名以上の面接を担当してきました。現在も第一線で採用活動に携わり、毎週行っている会社説明会では一次面接官の視点から「採用したくなる思考」を盛り込み、参加者の面接通過率向上に貢献しています。

以前は1年かけて達成していた採用充足率を、わずか半年で達成できるように改善。こうした経験から得た、現場で使える面接対策のノウハウを惜しみなく徹底的にお伝えします。

このブログでは、面接で自分の強みを最大限にアピールし、内定を勝ち取るための具体的な方法を、わかりやすく解説していきます。

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