面接で沈黙してしまったら終わりですか?

面接中、緊張して言葉が出てこなくなってしまいました…。
こういう沈黙って致命的ですか?

正直、長すぎる沈黙はマイナス評価になりやすいです。

なぜなら、沈黙が続くと「準備不足なのかな?」「コミュニケーションが苦手なのかな?」と受け取られることがあるから。

ただし、数秒の間はむしろプラスになることもあります

面接官側も、「この人、ちゃんと考えて答えてくれてるな」という印象を持つケースもあるんです。

沈黙をプラスに変える3つのテクニック

① 「考える間」を言葉にする

いきなり黙るのではなく、

「少し考えてもよろしいでしょうか?」
と一言入れるだけで、沈黙が「無言」から「思考中」に変わります。

② 話しやすい部分から答える

質問が長く複雑な場合、全部を整理してから話そうとすると詰まります。

「まず◯◯の点からお話ししますね」
と入りやすい部分から始めると、途中で流れができて沈黙を防げます。

③ メモを活用する

面接官の前で少しメモを取ってから答えるのも効果的。
見た目にも「準備している感」が出て、沈黙が悪目立ちしません。

NGパターン

  • 無言で下を向く
  • 「えーっと…」を何度も繰り返す
  • 質問と関係ない話を突然始める
  • 焦って話し始めた結果、支離滅裂になる

これらは面接官に「焦っている」「準備不足」と見られやすい行動です。

まとめ

沈黙=アウトではありません。

むしろ一呼吸おいてから落ち着いて答える方が、説得力のある受け答えになります。

面接はプレゼンよりも「会話」に近い場です。

間があっても、誠意と整理された回答があれば十分評価されます。

焦って取り繕うより、「考える姿」を見せる方が印象は良くなる。
これを覚えておけば、沈黙も武器になります。

面接は、完璧な答えよりも、誠実な姿勢と相手への関心が大切です。

ポイントを意識して、自信を持って臨んでください!

プロフィール
この記事を書いた人
パパダンゴ

人事歴10年以上、これまでに年間200名以上の面接を担当してきました。現在も第一線で採用活動に携わり、毎週行っている会社説明会では一次面接官の視点から「採用したくなる思考」を盛り込み、参加者の面接通過率向上に貢献しています。

以前は1年かけて達成していた採用充足率を、わずか半年で達成できるように改善。こうした経験から得た、現場で使える面接対策のノウハウを惜しみなく徹底的にお伝えします。

このブログでは、面接で自分の強みを最大限にアピールし、内定を勝ち取るための具体的な方法を、わかりやすく解説していきます。

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