面接当日の服装、スーツ以外はアリですか?

結論から言うと、ほとんどの場合はスーツ一択です。

特に新卒や転職初期の面接では「清潔感」と「誠意」を示すために、無難なスーツが安全。

「オフィスカジュアルでお越しください」と案内された場合でも、油断は禁物です。

“オフィスカジュアル指定”のときは?

最近はIT企業やベンチャー系だと、スーツ以外で来てほしいケースもあります。
ただし、この“オフィスカジュアル”がくせ者。
面接官がイメージしているのは、ラフな私服ではなく、スーツを脱いだくらいのきちんと感です。

たとえば…

  • ジャケット+シャツ+チノパン(男性)
  • ジャケット+ブラウス+スカート or パンツ(女性)
  • 靴はスニーカーNG、革靴やパンプスで

業界別・おすすめ服装例

業界男性女性
金融・保険濃紺 or グレーのスーツ+ネクタイ(派手色NG)同色系スーツ+控えめなアクセサリー
IT・Webネイビージャケット+シャツ+チノパンジャケット+ブラウス+テーパードパンツ
クリエイティブジャケット+カットソー+スラックス(色使いOK)ジャケット+ワンピース+パンプス
接客・販売明るめスーツ(ベージュ系も可)+清潔感重視同上+ナチュラルメイク
公務員・教育黒 or 紺スーツ+白シャツ黒 or 紺スーツ+白 or 薄色ブラウス

※いずれの業界も「ヨレ・シワ・汚れ」は絶対NG。
※香水や派手ネイルは控えめに。

服装でやりがちな失敗

  1. 自己流カジュアルすぎ
     →Tシャツ・デニム・派手色は「本気度低い?」と見られがち。
  2. シワ・ヨレ・色褪せ
     →服装以前に「清潔感ゼロ」で減点。
  3. 業界とミスマッチ
     →営業職希望でラフすぎる服だと、入社後の印象まで心配される。

服装で合否は決まらないけど…

もちろん、服装だけで落ちることはほぼありません。

でも、最初の3秒で与える印象は、面接全体に影響します。

「相手の期待を超える服装」ができれば、それだけで会話のスタートが有利になるんです。

面接はあなたのプレゼンの場。プレゼンに意図がない限り、妙なこだわりはやめた方が無難です。

服装で合否は決まらないけど…

まとめ

  • 基本はスーツ。迷ったらスーツ。
  • オフィスカジュアル指定でも「きちんと感」が必須。
  • 業界ごとに合った服装で、相手に“安心感”を与える。

以上を意識して、面接当日の準備を整えてください!

服装の不安がなくなれば、あとは会話に全力を注げます。

プロフィール
この記事を書いた人
パパダンゴ

人事歴10年以上、これまでに年間200名以上の面接を担当してきました。現在も第一線で採用活動に携わり、毎週行っている会社説明会では一次面接官の視点から「採用したくなる思考」を盛り込み、参加者の面接通過率向上に貢献しています。

以前は1年かけて達成していた採用充足率を、わずか半年で達成できるように改善。こうした経験から得た、現場で使える面接対策のノウハウを惜しみなく徹底的にお伝えします。

このブログでは、面接で自分の強みを最大限にアピールし、内定を勝ち取るための具体的な方法を、わかりやすく解説していきます。

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