「自己PRをお願いします」と言われたら、何分くらい話すのがいいですか?

面接で必ずといっていいほど出るのが、「自己PRをお願いします」という質問。

この瞬間、頭の中で「短すぎたら印象薄いし、長すぎても飽きられるし…」と、謎の秒数計算が始まる人も多いと思います。


結論:1分〜1分半がベスト

これ、いろんな面接官や人事担当に聞きましたが、ほぼ全員が同意するラインです。

  • 30秒以内 → 情報が少なすぎて「準備不足?」と思われる
  • 2分超え → 長くて要点がぼやける
  • 1分〜1分半 → 適度な情報量&テンポ感がちょうどいい

理由① 面接官の集中力と時間配分

面接官は、1人あたり20〜40分程度で見極めなければなりません。

最初の自己PRが長いと、面接全体の時間配分が崩れてしまい、深堀り質問の時間が減ってしまうんです。


理由② 長すぎると評価が下がる心理

人は長く話す人よりも、要点を押さえて簡潔に話す人に「仕事ができそう」という印象を持ちます。
逆に、だらだら話すと「優先順位をつけられない人」というマイナス評価になることも。


自己PRの3ステップ構成

おすすめは、この3ステップ。

  1. 結論:「私の強みは○○です」
  2. 根拠・実績:「具体的には△△の経験で□□を達成しました」
  3. 応募先へのつなげ方:「この強みを御社で○○に活かせます」

この構成で話すと、自然と1分〜1分半に収まりやすいです。


まとめ

自己PRは「短く鋭く」が鉄則。

1分〜1分半で、自分の強みをコンパクトに伝えられるよう、事前に練習しておきましょう。

最後に、面接は「スピーチコンテスト」じゃありません。

完璧な文章を暗記するよりも、「伝えたいポイントを3つに絞る」ほうがずっと効果的です。

自分の強みを、短く、気持ちよく言い切れる準備をして面接に挑んでください。

プロフィール
この記事を書いた人
パパダンゴ

人事歴10年以上、これまでに年間200名以上の面接を担当してきました。現在も第一線で採用活動に携わり、毎週行っている会社説明会では一次面接官の視点から「採用したくなる思考」を盛り込み、参加者の面接通過率向上に貢献しています。

以前は1年かけて達成していた採用充足率を、わずか半年で達成できるように改善。こうした経験から得た、現場で使える面接対策のノウハウを惜しみなく徹底的にお伝えします。

このブログでは、面接で自分の強みを最大限にアピールし、内定を勝ち取るための具体的な方法を、わかりやすく解説していきます。

パパダンゴをフォローする
Q&A
タイトルとURLをコピーしました