面接で緊張しすぎて頭が真っ白になったらどうすればいい?

面接当日。

準備もバッチリ、服装も完璧、会場入りも早めにして、いざ本番――。

なのに、質問された瞬間…
「あれ、何言おうとしてたっけ?」

頭が真っ白。沈黙。焦る。さらに真っ白。負のループ突入です。


まず、深呼吸で時間を稼ぐ

頭が真っ白になったとき、いきなりしゃべり出そうとするから余計にパニックになります。

「少し考えてもよろしいでしょうか?」と一言断って、深呼吸。3〜5秒間の間で、思考を立て直すだけでも全然違います。

ポイントは、「沈黙」じゃなくて「考えてますアピール」。

目線を軽く上に向けたり、メモに視線を落とすと自然です。


話せなくなったら、ざっくりから入る

完璧な答えを思い出そうとすると、脳が固まります。そんなときは「ざっくり結論から」入るのが正解。

例:

  • 「私の強みは○○です」
  • 「この経験は△△で役立つと考えています」

そのあとに細かいエピソードを付け足せばOK。
逆に、いきなり長い前置きを話そうとすると、途中でまた迷子になります。


事前に「真っ白対策」を仕込んでおく

緊張で言葉が飛ぶのは当たり前。だからこそ、キーワードだけ覚えるのが有効です。

例えば、

  • 「強み:調整力」「実例:プロジェクトA」「成果:納期短縮」
    この3つだけ覚えておけば、細かいセリフはその場で組み立てられます。

ちなみに、メモを見ながら丸読みはカンニング感が出るのでNG。

オンライン面接だと視線の動きでバレます。


まとめ

  • 「少し考えてもいいですか?」で時間を稼ぐ
  • 完璧じゃなく、ざっくり結論から話す
  • キーワード暗記で真っ白対策

緊張は、悪いことじゃありません。むしろ「ちゃんと準備してきた証拠」です。

落ち着いて、まずは一呼吸。そこから話し始めれば十分挽回できます。

プロフィール
この記事を書いた人
パパダンゴ

人事歴10年以上、これまでに年間200名以上の面接を担当してきました。現在も第一線で採用活動に携わり、毎週行っている会社説明会では一次面接官の視点から「採用したくなる思考」を盛り込み、参加者の面接通過率向上に貢献しています。

以前は1年かけて達成していた採用充足率を、わずか半年で達成できるように改善。こうした経験から得た、現場で使える面接対策のノウハウを惜しみなく徹底的にお伝えします。

このブログでは、面接で自分の強みを最大限にアピールし、内定を勝ち取るための具体的な方法を、わかりやすく解説していきます。

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