合否連絡が遅い=落ちた、は本当?

「面接からもう10日経った…これってもうダメってこと?」

転職・就活あるあるの中でも、かなり精神を削ってくるのがこのパターンです。

でも結論から言うと、「遅い=落ちた」ではないです。


連絡が遅くなる理由、意外とたくさんある

  • 選考人数が多い
    何十人も面接していて、全員分の評価が揃うまで時間がかかる。
  • 上司や役員の最終承認待ち
    採用担当者が「この人でいきたい」と思っても、最終決定は別の人。
  • 社内イベントや決算期でバタバタ
    単純に人事の手が空かない。
  • 採用計画の変更
    採用人数を見直すことになって一時ストップしているケースも。

こういう事情って、応募者側からは見えないんですよね。

だから「遅い=落ちた」と決めつけるのは早いです。


じゃあ、どう待つのが正解?

  1. 応募時の案内を確認する
    「結果は2週間以内に連絡します」などの記載があれば、その期限までは待つ。
  2. 期限を過ぎたら問い合わせてOK
    メールで簡潔に「その後の選考状況について確認したい」と送れば大丈夫。
  3. 次の応募も並行して進める
    待っている間に他の企業にも動くことで、精神的な依存度が下がります。

実際にあった「遅れても合格」のケース

  • 1ヶ月後に内定
    採用責任者が長期出張で承認が遅れた
  • 2週間後に合格連絡
    他候補者の辞退が出て、繰り上がり合格
  • 3週間後に連絡
    社内で配置換えがあり、ポジションが確定するまでストップしていた

意外と、「遅れたけど合格」って普通にあります。


まとめ

  • 連絡が遅い=不合格とは限らない
  • 社内事情や人数調整など、見えない理由は山ほどある
  • 待つ間は他の応募も進めて、メンタルを守る

以上を意識して、モヤモヤ期間を少しでも穏やかに過ごしてください。

「遅れても合格」は珍しくないので、心を保ちつつ次の一手を打ちましょう。

プロフィール
この記事を書いた人
パパダンゴ

人事歴10年以上、これまでに年間200名以上の面接を担当してきました。現在も第一線で採用活動に携わり、毎週行っている会社説明会では一次面接官の視点から「採用したくなる思考」を盛り込み、参加者の面接通過率向上に貢献しています。

以前は1年かけて達成していた採用充足率を、わずか半年で達成できるように改善。こうした経験から得た、現場で使える面接対策のノウハウを惜しみなく徹底的にお伝えします。

このブログでは、面接で自分の強みを最大限にアピールし、内定を勝ち取るための具体的な方法を、わかりやすく解説していきます。

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