
「どんな答えをすれば受かるのか」——就活生の多くがこの問いを抱えながら面接に臨みます。しかし面接官の視点から正直に言えば、「受かる答え」を探す前に、「落ちる理由」を潰す方が先です。

どれだけ志望動機を磨いても、根本的な部分でマイナス評価を受けていたら、内定には近づけません。
私はIT企業の採用担当として、毎年数百名の学生と面接をしています。その経験から感じるのは、不合格になる学生には明確な共通点があるということです。能力が足りないというより、「一緒に働く姿を想像できない」という判断が積み重なることで、評価が下がっていくケースがほとんどです。
この記事では、IT企業の面接で評価が下がりやすい「落とす理由」を15個に絞って解説します。

それぞれに改善ポイントも添えていますので、今すぐ面接準備に活かしてください。
この記事を読むとわかること
- 面接官が「採れない」と判断する瞬間のリアル
- IT企業に特有の評価ポイントとその理由
- 各特徴に対する具体的な改善策
- 面接で「一緒に働きたい」と思われるための考え方

- 1. 志望動機が「社会貢献」だけで終わっている
- 2. チームで浮きそうな言動が目立つ
- 3. 柔軟性がなく、思考が一方向にしか動かない
- 4. 履歴書と話の内容が一致していない
- 5. 目を合わせず、コミュニケーションへの不安を与える
- 6. IT業界の研究が表面的すぎる
- 7. 会話のキャッチボールが成立しない
- 8. 清潔感・身だしなみへの意識が低い
- 9. 話が長く、結論がどこにあるかわからない
- 10. 困難に対する向き合い方が他責・逃げ気味
- 11. 相手への配慮・ホスピタリティが感じられない
- 12. 物事を多角的に考える力が弱い
- 13. 準備不足がバレてしまう
- 14. 逆質問が「ありません」または的外れ
- 15. 自己理解が浅く「自分のことを話せていない」
- まとめ|面接で評価されるのは「一緒に働く姿が想像できるか」
1. 志望動機が「社会貢献」だけで終わっている
なぜ評価が下がるのか
「社会に貢献できる仕事がしたいです」——この言葉は面接でとても頻繁に聞きます。価値観として素晴らしいのは間違いありません。しかし、志望動機がこれだけだと面接では弱いというのが本音です。

企業はボランティア団体ではなく、事業を通じて価値を生み出す組織です。面接官が本当に知りたいのは次の3点です!
- なぜIT業界なのか
- なぜ数あるIT企業の中でこの会社なのか
- 自分はこの会社でどんな価値を出せるのか
「社会貢献」は”志望動機の入り口”としては使えますが、それだけで終わると「他の会社でもいいのでは?」という印象を与えてしまいます。

よっぽどの戦略がない限り、最初に「社会貢献」をもってくるのはおすすめしないよ!面接官はげんなりしますー。
IT企業特有のポイント

IT業界といっても、SIer・Web系・自社サービス系・コンサル系など、ビジネスモデルは大きく異なります!
「ITで社会貢献したい」ではなく、「〇〇の課題を、テクノロジーのこういう使い方で解決したい。だから御社の〇〇事業に携わりたい」 という具体性が求められます。
改善ポイント
- 「なぜIT?」→「なぜこの会社?」→「自分は何ができる?」の3段論法で組み立てる
- 企業のプレスリリースや採用ページだけでなく、IR資料や代表インタビューも読む
- 社会貢献という価値観は”軸”として温存しつつ、そこから先の具体論を追加する
2. チームで浮きそうな言動が目立つ
なぜ評価が下がるのか

「エンジニアは一人で黙々と仕事をするもの」というイメージを持っている学生は少なくありません。しかし実際のITプロジェクトは、チームワークで進む協働作業です。
プロジェクトマネージャー・設計担当・プログラマー・テスター・営業・顧客——さまざまなステークホルダーと連携しながら開発を進めます。面接官はこのリアルを熟知しているため、「この人と一緒に働いたらどうなるか」を強く意識しながら学生を評価しています。
面接中に出るサイン
以下のような言動が見えると、チームワークへの不安を感じます。
- 自分の話ばかりする(相手の反応を確認しない)
- 相手の言葉を最後まで聞かずに話し始める
- 「私が〇〇した」という個人成果の語り方が多く、チームの文脈がない
- 指摘や深掘りに対して防衛的な反応をする

能力が高そうでも「現場でトラブルになりそう」と感じると、採用の優先度は一気に下がります。
改善ポイント
- 自己PRやガクチカは「チームにどう貢献したか」という視点を必ず入れる
- 個人競技の経験しかない場合は「競技以外のチーム経験(アルバイト・文化祭・ゼミ合宿など)」で補う
- 面接中は相手が話し終わってから発言する意識を持つ
3. 柔軟性がなく、思考が一方向にしか動かない
なぜ評価が下がるのか
IT業界は変化スピードが極めて速い業界です。生成AIの普及、クラウド移行、アジャイル開発の一般化——わずか数年でスタンダードが塗り替わります。

そのような環境で求められるのは、「変化に適応できる柔軟な思考力」です。
自分の考えへの固執、指摘への防衛反応、「私はこうだと思います」の一点張り——こうした姿勢が見えると、現場で成長しにくいと判断されます。
面接でよくあるシーン
- 「それは少し違う視点もありますが、どう思いますか?」という問いかけに対して、自分の考えを変えないまま繰り返す
- 過去の失敗経験を聞いたとき、「環境が悪かった」「メンバーが問題だった」という答えが中心になる
- 「もし別の方法があるとしたら?」という質問に「考えたことがなかった」と言う
改善ポイント
- 面接の回答に「ただ、別の観点では〇〇という考え方もあります」と添える練習をする
- 過去の経験を語るとき、「最初はこう思ったが、〇〇をきっかけに考え方が変わった」という変化の物語を盛り込む
- 「正しい答えにこだわること」より「状況に合わせて考えること」を意識する

話している相手に対して理解を示すことが、コミュニケーションです。
4. 履歴書と話の内容が一致していない
なぜ評価が下がるのか

近年、AIを使ってESや履歴書を作成する学生が増えています。AI自体の活用は問題ありませんが、面接の場で内容を自分の言葉で語れないことが問題です。
面接官は事前に履歴書を読み込み、「この経験についてもっと聞こう」と質問を準備しています。そこで曖昧な回答や、エピソードの矛盾が出てくると「本当にこれをやったのか?」という疑念が生まれます。
具体的に起こること
- 「そのプロジェクトで一番大変だったことは?」と聞いたとき、「えっと…」と詰まる
- 「あなたの役割は具体的に何でしたか?」に対して曖昧な答えしか出てこない
- 数字や固有名詞が出てこず、抽象的な話になる
改善ポイント
- 履歴書に書いた内容について「5W1H」で話せるように準備する(いつ・どこで・誰と・何を・なぜ・どうやって)
- AIで文章を磨いた後、必ず「自分の言葉で声に出して語れるか」を確認する
- 深掘り質問を自分で想定して、そこまで練習しておく

面接官ももちろん、AIには敏感だよー。気を付けてね。
5. 目を合わせず、コミュニケーションへの不安を与える
なぜ評価が下がるのか
「ITエンジニアは内向的でいい」という思い込みが、この失敗につながることがあります。しかし実際のIT業務では、顧客との要件ヒアリング・社内ミーティング・チームレビューなど、人と話す場面が非常に多いです。

面接で「ほぼ目が合わない」状態が続くと、面接官は「このまま顧客先に出せるだろうか」という懸念を持ちます。
オンライン面接でも同じ問題が起きる
オンライン面接では「カメラを見ない」ケースが多いです。画面上の相手の顔を見ていると、カメラより目線が下になってしまう——これは多くの人が経験する問題ですが、相手からは「目が合っていない」と感じられます。

もちろん、カンペには気付いているよ。隠そうとしない学生も多いけども。
改善ポイント
- 対面では「答えを始める最初の1〜2秒」と「最後の文を言う瞬間」に目線を合わせるだけで印象が大きく変わる
- オンラインはカメラの位置を目線の高さに合わせ、答えるときはカメラレンズを見る練習をする
- ずっと見つめ続ける必要はない。自然に視線を動かしながら、要所で合わせれば十分
6. IT業界の研究が表面的すぎる
なぜ評価が下がるのか
「IT業界に興味を持ったのは将来性があるからです」「成長産業だと感じたからです」——この程度の理解で面接に臨む学生は、予想以上に多くいます。

IT業界は決して一枚岩ではありません。大まかに分けるだけでも、これだけの違いがあります。
| 種別 | 特徴 | 代表的なビジネスモデル |
|---|---|---|
| SIer(システムインテグレーター) | 顧客の要件に合わせてシステムを受託開発 | 受託開発・保守運用 |
| Web系企業 | 自社サービスやプロダクトを開発・運営 | 広告収益・サブスク・EC |
| コンサル系IT | IT戦略立案から実装まで支援 | コンサルティングフィー |
| スタートアップ | 新規プロダクトを高速で開発・展開 | スケールアップ後の収益 |
この違いを理解せずに「IT業界志望」と語ると、「どんな仕事をするか分かって志望しているのか?」という疑念が生まれます。
改善ポイント
- 志望企業のビジネスモデルを一言で説明できるまで理解する
- 「SIer志望の理由」「Web系志望の理由」を業態の違いから語れるようにする
- できれば業界地図や四季報の業界版で俯瞰的な理解を得てから面接に臨む
7. 会話のキャッチボールが成立しない
なぜ評価が下がるのか
面接はスピーチの場ではなく、会話の場です。面接官は質問を投げかけ、その返答を聞き、また問いを深める——これを繰り返しながら学生の思考や人柄を探ります。

しかし、以下のような状況になると「この人と仕事の話が成立するだろうか」という不安が生まれます。
- 質問の意図とズレた答えを返してくる
- 一つの質問に対して3〜5分以上話し続ける
- 話が途中で別のエピソードに飛んで元に戻らない
- 「えっと」「あの」が多く、話の骨格が見えない
ITの現場ではコミュニケーションが仕事の質に直結する
エンジニアであれ営業職であれ、IT企業では「要件を正確に理解して言語化する力」が求められます。面接での会話はその力の縮図です。
改善ポイント
- PREP法(Point→Reason→Example→Point)を意識して回答を組み立てる
- 「私の強みは継続力です(P)。なぜなら〇〇だからです(R)。具体的には〇〇の経験があります(E)。だからこの強みを活かして〇〇に貢献できます(P)」
- 練習では「60秒で答える」を目標に時間を計る
- 録音して自分の話し方を客観的に聞く
8. 清潔感・身だしなみへの意識が低い
なぜ評価が下がるのか
「ITエンジニアはカジュアルでいい」というイメージが先行しているのか、身だしなみに無頓着な学生が一定数います。しかし面接は入社後の働く姿を見せる場であり、初めて会う面接官に与える第一印象はその後の評価に影響します。
また、ITエンジニアであっても、顧客先への訪問・プロジェクトキックオフ・社内プレゼンなど、外見が重要になる場面は多くあります。面接官は「この人をお客様の前に連れて行けるか」という視点も持っています。
チェックリスト(面接前に確認すること)
- [ ] 髪は整えられているか(派手すぎないか)
- [ ] スーツやシャツにシワ・汚れはないか
- [ ] 靴は磨かれているか
- [ ] カバンはくたびれていないか
- [ ] 姿勢は自然で前向きか
- [ ] オンライン面接:背景は乱雑でないか、照明は暗くないか
改善ポイント
- 高価な服を買う必要は一切ない。「清潔に整っている」という印象が重要
- 面接前日に服装を確認し、当日のバタバタをなくす
- 鏡の前で全身を確認する習慣をつける

普通であればいいのですが、それが分からなければ、誰かに見てもらいましょう!
9. 話が長く、結論がどこにあるかわからない
なぜ評価が下がるのか
「話が長い人」は面接でかなり評価が下がります。理由はシンプルで、IT業界では「簡潔に、正確に伝える力」が業務直結スキルだからです。
ドキュメント作成・ミーティングでの報告・顧客への説明——どの業務においても「分かりやすく伝える力」は必須です。面接で結論が見えない話し方をすると、「現場でもこうなるのでは」と思われます。
よくある失敗パターン
パターンA:前置きが長い 「私は大学1年のときから〜という活動をしていて、そのときに〜があって、2年になったら〜で、3年から始めたのが〜なんですが、実はそれ以前から〜も興味があって……」(→結論が5分後)
パターンB:結論を最後に言う 「〇〇があって、□□をして、△△という結果でした。なので私は〜が強みだと思います」(→面接官はずっと「で、何が言いたいの?」と思っている)
改善ポイント
- 「結論から話す」を徹底する。最初の一文で「私の答えは〇〇です」と言い切る
- 回答は60〜90秒以内を目安にする(長くても2分)
- 「それで何が言いたいか?」を自問してから話し始める

KYはだめだよってことですね。面接官が興味を持ってくれていたらOKです!
10. 困難に対する向き合い方が他責・逃げ気味
なぜ評価が下がるのか
IT業界のプロジェクトには、納期・仕様変更・システム障害・チーム内の衝突など、さまざまなプレッシャーが伴います。面接官はこうした環境を知っているため、「困難に直面したとき、どう動く人か」 を過去の経験から読み解こうとしています。

評価が下がるのは、困難な経験を「なかった」と語る学生や、常に「状況が悪かった」「他の人がやらなかった」という他責で説明する学生です。
面接官が見ているポイント
| 評価が上がる回答 | 評価が下がる回答 |
|---|---|
| 失敗を認め、何を学んだかを話せる | 失敗した理由を環境・他者に帰属させる |
| 試行錯誤のプロセスを具体的に話せる | 「うまくいきませんでした」で終わる |
| 周囲を巻き込んで解決した経験がある | 「自分ではどうにもならなかった」と言う |
| 改善策を考えて実行した話がある | 諦めた経験しか出てこない |
改善ポイント
- STARフレーム(Situation→Task→Action→Result)で困難経験を整理する
- 「強いメンタルがある」ではなく「困難に向き合う姿勢がある」と伝えることを意識する
- 失敗談は積極的に使う。大切なのは「その後どうしたか」

熱い思いとともに、気持ちを一生懸命伝えるシーンです!アピールポイントですよ。ここの回答は、合否に結構影響すると思いますよ。
11. 相手への配慮・ホスピタリティが感じられない
なぜ評価が下がるのか

ITは技術職ですが、同時にサービス業でもあります!
システムは必ず「誰かの課題を解決するため」に作られます。エンジニアであっても、営業・コンサルであっても、「相手の立場で考える力」はITの仕事の根幹です。
面接官は、アルバイトやサークル・ゼミでの活動を通じて「この人は人に対してどう向き合う人か」を読み取ろうとしています。
面接に現れるサイン
- 自分の成果だけを語り、周囲への影響や感謝を話さない
- 「自分がどう成長したか」に終始し、「誰かの役に立った」という視点がない
- 受付や待合室でのスタッフへの態度が素っ気ない(これは実際に評価に影響します)
改善ポイント
- ガクチカやアルバイト経験では「誰かのために動いた瞬間」を意識的に含める
- 「自分が何を得たか」だけでなく「周囲にどんな影響を与えたか」まで話す
- 面接当日は受付の方への挨拶・エレベーター内での礼儀なども意識する
12. 物事を多角的に考える力が弱い
なぜ評価が下がるのか
ITエンジニアの仕事は「考える仕事」です。問題の原因を特定する・システムの設計方針を決める・バグの再現条件を絞り込む——これらはすべて、一つの視点ではなく複数の角度から考える力が必要です。

急角度から質問をして、その答えで確かめています。いろいろな方向から考えることができる人は、ちょっと考えてから答えることができます。
面接で「なぜそう思いますか?」「別の可能性はありますか?」という質問に対して、答えが一方向しかない場合、思考力が弱いと判断されることがあります。
面接でよくある「一方向思考」の例
- 「なぜIT業界に興味を持ちましたか?」→「将来性があるからです」(なぜ将来性があると思うのか・他業界との比較・自分の適性との関係——これらが語られない)
- 「その施策の課題は何ですか?」→「特に問題ありませんでした」(成功体験にしか焦点を当てない)
- 「逆に、その選択のデメリットは?」→「……考えたことがなかったです」
改善ポイント
- 回答に「ただ、こういう反論もできます」「別の観点では〜」を意識的に加える
- ニュースや社会課題について「なぜ?」「他の要因は?」を繰り返す習慣をつける
- 面接練習では相手に「もっと深掘りして」と頼み、考える力を鍛える
13. 準備不足がバレてしまう
なぜ評価が下がるのか
「この人は準備してきたのかな?」と感じる瞬間があります。これは決して意地悪な判断ではなく、仕事でも準備ができる人かを測る重要な指標です。
面接でやってきたことをきちんと準備していない学生は、入社後も業務準備が甘いのでは、という懸念を与えます。

単純に、残念な気持ちになります…。お互い忙しいと思いますので、有意義な時間にしましょう!
準備不足が露呈する場面
- 「弊社の事業内容を説明してください」と言われて答えられない
- 募集職種の業務内容を正確に把握していない
- 「最近、弊社や業界で気になったニュースはありますか?」に答えられない
- 面接官の名前・部署をまったく調べていない
改善ポイント
- 面接前に必ず確認すること:①事業内容、②直近のプレスリリース・IR、③求人票の詳細、④企業理念・ビジョン
- 「この企業の面接だからこそ出てきそうな質問」を予測して準備する
- 企業のSNSアカウントやYouTubeチャンネルがある場合はチェックしておく
14. 逆質問が「ありません」または的外れ
なぜ評価が下がるのか
面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれたとき、「特にありません」と答えることは、想像以上に評価に影響します。

逆質問は「どれだけこの会社に興味があるか」「どれだけ準備してきたか」「自分の入社後をどう考えているか」を見せる最後のチャンスです。
また、給与・休日・福利厚生など、調べればわかる内容の質問も「それしか興味がないのか」という印象を与えます。
評価が上がる逆質問の例
- 「〇〇部門の方が今感じている一番の課題は何でしょうか?」
- 「未経験入社した社員が、最初の1年でどんなことを担当されることが多いですか?」
- 「御社でエンジニアとして成長するにあたって、特に意識してほしいことはありますか?」
- 「面接官の方が、今の職場で一番やりがいを感じる場面はどういうときですか?」
改善ポイント
- 逆質問は最低2〜3個用意しておく
- 面接の中で話題になったことを受けて「先ほどお話にあった〇〇について、もう少し詳しく聞かせていただけますか?」とつなぐとさらに評価が高い
- 「条件面」の質問は内定後にする
15. 自己理解が浅く「自分のことを話せていない」
なぜ評価が下がるのか
「あなたはどんな人ですか?」「自分の弱みは何ですか?」「5年後、どんなエンジニアになりたいですか?」——これらの質問に対して、自分の言葉で答えられない学生は少なくありません。

就活向けの「正解っぽい言葉」を借りて答えているだけで、実態が伴っていない回答は、面接官には見透かされます。
自己理解が浅いと、深掘りされたときにすぐ破綻します。「それは具体的にどういう場面で発揮されましたか?」「その弱みを克服するために何をしていますか?」——これらに答えられないと、「自分のことをよく分かっていない人」という印象になります。
自己分析で押さえるべきポイント
| 問い | 内容 |
|---|---|
| 強みは何か | 具体的なエピソードで証明できるか? |
| 弱みは何か | 克服するための行動を取っているか? |
| なぜIT業界か | 自分の価値観・経験と接続されているか? |
| 将来どうなりたいか | 会社のビジョンと接続できているか? |
| どんな働き方をしたいか | チームで?個人で?どんな課題に? |
改善ポイント
- ジョハリの窓・ストレングスファインダー・MBTI などのツールを活用して自己理解を深める
- 「他の人にどう見られているか」を友人や家族に聞いてみる
- 強みは「チームでの行動」「個人での成果」両方から探す
まとめ|面接で評価されるのは「一緒に働く姿が想像できるか」

ここまで、IT企業の面接で評価が下がりやすい15の特徴を解説しました。
改めて整理すると、どれも特別な才能や知識を問われているわけではありません。共通しているのは、「社会人として、チームの一員として、一緒に働けるかどうか」という観点です。
面接官が本当に見ていること
面接官は学生に完璧な答えを求めていません。もちろん準備は大切ですが、それ以上に大切なのは、自分の経験と言葉で誠実に向き合えているかです。
- 志望動機は「深さ」がある
- 会話が「キャッチボール」になっている
- 困難を「他責にしない」
- 相手への「配慮がある」
- 自分のことを「自分の言葉で話せる」
これらは一朝一夕で身につくものではありませんが、意識して練習すれば確実に改善できます。
今すぐできる3つのアクション
- 自分の面接を録画・録音する——話の長さ・目線・間のとり方を客観視する
- PREP法で答えを組み立てる練習をする——結論→理由→具体例の順で話す
- 志望企業の最新ニュースを3つ調べる——準備の深さは面接官に必ず伝わる

面接は「落とされる場」ではなく、「自分を知ってもらう場」です。今回の15のポイントを意識しながら、自分らしい言葉で面接に臨んでください!
関連記事











